平成27年予算委員会1款議会費~9款教育費補足( 3月 9日)
子育て支援公園施設整備
○辻薫委員  私からは、公園の整備について伺います。
 F1会議の提言によって、理想の公園ということがございましたけれど、まずこの理想の公園についてお聞かせください。
○石井公園緑地課長(公園緑地課長)  昨年、23区で唯一、消滅可能性都市に選定された豊島区でございますけれども、対応策としまして、100人女子会と、その後にF1会議というようなものを開催してございます。その中で、やはり子育てとかそういったような観点から、女性の方から理想の公園として、やはりきれいで清潔な公園、防災の場としての公園、それと使用者目線のところの公園と緑の多い公園というような形での御提言をいただいたところでございます。
○辻薫委員  それで、来年度、子育て支援公園施設整備等モデル事業が展開されるということなんですけれど、この概要について簡単に説明願います。
○石井土木担当部長(公園緑地課長)  まず、長崎公園、長崎三丁目にございますけれども、そちらのところ、約5,000平米近い公園でございます。こちらと、その近くにある長崎四丁目児童遊園のところを今御提案いただいているところでございます。この2つにつきまして、まず、できることからやるということで、汚いトイレということで御指摘いただきましたので、トイレについてまず手を加えるということと、清掃の回数をふやすところがございます。それと、やはり公園全体をどうするかというところにつきましては、F1会議だけでなくて、やはり地域の町会とか周辺の方々も交えて御意見をちょうだいしていかなければなりませんので、そういうような会議の場を立ち上げまして、よりよい公園のところについてのプランづくりをしていきたいと考えてございます。
○辻薫委員  1つのモデルということで、今、2つの公園がありましたけれど、私もやはり今子育て中の保護者の方からさまざま要望をいただいているんですけれども、今言ったきれいで清潔な公園ということの中では、トイレもありますし、もう1つ、砂場のこともございます。どうしても砂場が汚れているということで、具体的には囲いをした砂場もあるわけですけれども、こういった砂場を囲ってきれいに保存していくというか、使っていくということなんですけれども、こういった囲いをされた公園というか砂場というのはどのぐらい本区であるんでしょうか。
○石井土木担当部長(公園緑地課長)  砂場がある公園につきましては97カ所、そのうち囲いがあるものについては58カ所でございます。約6割というところでございます。
○辻薫委員  私も前に上り屋敷公園なんかもそういう形で設置していただきましたけれども、やはり遊具と一体となった公園の砂場というのがございまして、そこが比較的汚れているということで、まだまだ残りあると思いますけれども、この辺のところもまた再度現場を見ていただきまして、囲いが必要なところはやっていただきたいと思います。
 また、思いっきり遊べる公園というのが私もちょっと言われていまして、やはりキャッチボールができる公園ということで、今、一部、公園でボール遊びができるようにということでお願いをしておりますけれども、一方、金網で囲ったような公園もつくってほしいと、キャッチボールなんかできる公園もつくってほしいということがありますけれども、この辺の取り組みなんかはいかがでしょうか。
○石井土木担当部長(公園緑地課長)  やはりボール遊びが伸び伸びできるというような御要望がございます。ただ、やはりかたいボールを投げたいというような形になってしまいますと、これはやはり金網で場所を分けて、その中でやるというような形がどうしても必要になってまいります。それ以外のところのやわらかいボール、そういうようなボール遊び、それ以外のものも、例えば一輪車とか、校庭開放の延長のような形で自由に遊びができるというようなことで、今、千川小の跡地のところに、公園整備のところで実際の運用をそういう自由な扱いでやれるような形で、今検討しているところでございます。
○辻薫委員  やはり思いっきり遊べるというのが1つ、公園はまた大事ではないかなと思っていますので、いろいろと検討していただきたいと思います。
 もう1つ、保護者の方から一番要望があるのは、安全で安心して遊べる公園ということで、昨今いろいろ事件がございますので、子どもだけ、それも小学生だけで公園に遊ばせに行くことはなかなか難しいという話を聞いております。そういった意味では、安全・安心で保護者がいないところでも遊べる公園という取り組みについてはいかがでしょうか。
○石井土木担当部長(公園緑地課長)  その場合ですと、やはりどうしても、ある程度やはり人を張りつけざるを得ないというようなところはございます。先ほど申し上げました千川小跡地につきましては、人を張りつけてやるような形でございますけれども、人件費の部分のところで、やはりそれを投入した十分な効果が上がるようなものでなければならないと思います。ですので、やはりこういう、今、長崎のところでの公園とか、やはりモデルになっているものについてやっていくというようなものか1つのやり方。あとは、もう1つは、やはり地域の方ですね。そういうような方の御参画もどうしても得られないと、やはり行政だけの税金の投入だけですべてを賄っていくというのもなかなか難しいものがございますので、こういったところも含めて今後検討していきたいと思います。
○辻薫委員  まとめます。本当にこういう公園は、数は多いですけれども、実際に安全・安心で遊べるところが少ないということもあります。で、今回のモデル事業の中でいろいろと多分話が出てくると思いますけれども、ぜひ1つのモデルとして、今言ったことも含めて検討していただきたいと思います。最後に今後の進め方についてお聞きして終了したいと思います。
○石井土木担当部長(公園緑地課長)  今後の進め方でございますけれども、やはり4月に選挙があったりとか、自分のところで申しわけございませんが、やはり庁舎の引っ越しとか、そういったところがございますので、一段落して5月の半ぐらいから地元のほうに入っていきたいと思っております。