平成25年予算特別委員会 議会・総務費( 3月 1日)
セーフコミュニティ拠点としてのくみんひろば
○辻薫委員 先ほど、別のちょっと質問になりますけれども、区民ひろばの話が出ました。重複しないように質問したいと思っていますけども、セーフコミュニティという観点で、ステーションということになるんですけれども、先ほど運営協議会という話がありまして、やはり運営協議会、まだまだセーフコミュニティの取り組みをどうしていいかというのがわからないというところも聞いております。そういった意味では、この運営協議会への理解をするために区民ひろばとしてどうしていくか、この点についてお聞かせください。
○藤田地域区民ひろば課長 区民ひろばの運営協議会の皆様には、この取り組みが始まったときにも、区長、またセーフコミュニティ推進室長にも来ていただいて、地区ごとに説明会を開催したり、また、区民ひろば運営協議会の会長会というのも年に3回ぐらいやっていますけども、そういったところでもセーフコミュニティの取り組みを紹介したり、また昨年は、先進的な取り組みをしている台北のほうにセーフコミュニティの取り組みの視察にも行っていただいたりと、そういうことで理解を深めていただくような取り組みはしてございます。
○辻薫委員 一方で、本当に運営協議会として自主的にセーフコミュニティの取り組みをしているというところもあります。その取り組みについてちょっと紹介していただければと思います。
○藤田地域区民ひろば課長 もう本当に、委員も来ていただきましたけど、区民ひろば高松のほうの運営協議会、防災・防火展、これはもう3年続けてやっていただいております。本当に運営協議会が主体となって、防災課だとか、あとは消防だとかにお声かけをして、地域で事業を実施していただいております。
またほかに、区民ひろば上池袋では豊島中央病院と連携して医療講座を、健康講座を実施いただいていますし、また要町病院との連携で区民ひろば朋有でも、たしかそういった事業も実施してございます。本当に、AEDの講習会だとか、安全・安心のパトロールだとか、さまざま今、こういった運営協議会でのセーフコミュニティに関する取り組みというのが非常に広がっていると思っております。
○辻薫委員 それで、この区民ひろばの管理運営費というところで確認しますけれども、25年度の、先ほどもちょっとお話が出ましたけども、新たな取り組み、企画、検討している点についてお聞きします。
○藤田地域区民ひろば課長 これ、25年度、昨年も同じでしたけれども、181万円ほど予算をとっておりまして、セーフコミュニティのステーション普及啓発事業というような形で実施を考えてございますのが、まずは区民ひろばとセーフコミュニティを紹介するようなDVDをつくってPRをしていきたいと思っています。これ、アニメイトって保健所の隣にありますけど、あそこのPRキャラクター、トシマッハに出ていただいてPRをしていきたいと思っております。
それからまた、スウェーデンであれしていますブンネ法という、お子さんの発達支援だとか高齢者の認知症予防、こういった音楽の楽器を使ったプログラムなんですけども、これを区民ひろば南池袋で、音大の近くですので、ちょっと試行的に実施をしていきたいと考えています。
また、防災の意識啓発を図るような講座も運営協議会の皆さんとともに、また親子で参加できるような防災ゲームだとかワークショップを考えていきたいと思っております。
○辻薫委員 最後に、私もこの区民ひろばを見ていて、大変自主的な御努力をされていると思いますけれども、改めて今回、やはり自治の推進基本条例の中に地域区民ひろばがコミュニティを基盤とする活動の拠点と、こういうふうに位置づけられたことを非常にまたうれしく思い、また、区民ひろばでさまざまな事業が展開されることを期待して、質問を終わらせていただきます。
す。