平成26年決算委員会辻薫10月 7日 議会・総務費
功労者表彰について
○辻薫委員 そうしたら、別の問題に行きます。区の功労者表彰経費について伺います。
毎回この問題について、私は取り上げていまして、最初に1階に記念撮影場所を設けてほしいということで、これはすぐにやっていただきまして、今回会場を見ましたら、心配していた表彰者が上り下りする階段に手すりがついていた。これも前回要望させていただいて、転倒防止対策をということでやっていただきました。大変にありがとうございます。また今回、参加者にお話を伺ったところ、記念品、特に表彰状なんかがよかったという意見があったんですね。この工夫につきまして、お聞きしたいと思います。
○鈴木総務課長 今回、表彰状でございますけれども、友好都市の関係にあります那須烏山市で和紙をつくっているということで、特別に注文いたしまして、豊島区のシンボルマークを抜き出したような形、透かしを入れたような形で毛筆の表彰状をつくったということでございます。また記念品につきましては、毎年度、いろいろな工夫をしながら選別をしているものでございますが、ことしにつきましては置き時計を用意させていただきました。
○辻薫委員 ありがとうございました。大変に喜んでいらっしゃいました。
しかしながら今回、1つお話しさせていただきたいのは、司会の方が受賞者の読み上げのときに間違ったり、またかんだりということで、最初からそういうことがございまして、少し気になっていたというのは私だけではないということでお話しさせていただきます。やはり、それぞれの取り組みで長年取り組んでこられた結果として表彰を受けるということで、御本人にとって、これは一生に一度の晴れの授賞式でございます。その中で、立つにも少し間違って立ちづらかったりなど、何かすっきりしない状況が続いたわけですけれども、この司会の方は学生さんだったと思いますけれども、区としてはどのように、読み上げについてのリハーサル、また、この式典の重要性というところでお伝えしたのかどうか、この点につきましてお聞きしたいと思います。
○鈴木総務課長 司会につきましては、昨年度、初回ですけれども、地元の大学の放送研究会にお願いをして、昨年は特に問題はなかったと聞いてございます。ことしも同じような形で依頼をいたしまして、違う方が名乗りを上げて来ていただいたということでございます。今回、打ち合わせを一度行いまして、区のこの式典について詳細に打ち合わせをしたわけでございますが、辻委員が御指摘になられましたようなリハーサルというようなことは行っておりませんで、こちらの大変反省点の1つと考えてございます。
○辻薫委員 やはり委託するというかお願いする以上は、読み上げの練習、またリハーサルなど、まず、その当日、あそこに立ってどういう雰囲気になるのかということも含めまして、やはり御本人にしゃべらせるというか、声を発していただくことも大変重要かと思っております。以前は総務課長自身が司会をされていましたよね。何でやめてしまったのでしょうか。
○鈴木総務課長 4年前までは総務課長が代々司会をしていたと私も聞いてございます。3年前の80周年のときにプロの方にお願いをしたということがございまして、その後、現在のような形になったということでございます。運営上、総務課長は動き回らなければいけないこともあるので、両方兼ねるのはなかなか難しいのかというところもありますけれども、今回の御指摘、辻委員のみならず多くの方にいただいておりまして、深く反省をしているところでございますので、今後のやり方については、今回の反省をもとに検討してまいりたいと思っております。
○辻薫委員 誤解されないようにしたいんですけれども、やはり御本人の問題ではなく、担当課の問題であると私は指摘させていただきたいと思います。鈴木総務課長がやってもよかったんじゃないかと私は思っていましたけれども、今後のこともありますので、これにつきましては、最後になりますけれども、功労者につきましては、ある意味で1つの到達点ということでの表彰だったと思います。今後ますます活躍していただかなければならない、区に貢献していただきたいという方なんですね。そういった意味で、気持ちよく本当はあそこで送り出さなきゃいけないところだったと思いますので、改めてそのことをお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。
○永田総務部長 本当に申しわけございませんでした。司会の方は本当に一生懸命やっていただきました。本当に私どものミスだと思っております。この式典、大変重要な式典でございます。私どもも認識しておりますので、来年はそういうことがないように万全の準備を整えて向かいたいと思います。