平成24年決算委員会 1款~9款補足 辻発言(10月19日)

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定期的な通学路の安全見直し

○辻薫委員  先に教育長に言われちゃったんですけども、一方、ハード対策だけでは交通事故の可能性というのは消せないわけですけれども、いろいろさまざま今、交通に関する教育もされていると思います。また、こういう危険箇所をどう注意喚起していくかということがあると思いますけれども、セーフコミュニティ認証をしている区としては、やはり予防に力を入れていくという意味で、教育の面と今言ったように、いじめの問題と同様、やはり時に応じてそういうメッセージ、先ほどの教育委員会のメッセージということも発する必要があるんじゃないかなと思っておりますけども、この点につきまして、取り組みについてお聞きしたいと思います。

○山本教育指導課長  御指摘のとおりだと思います。施設、道路等の点検も重要なことでございます。できることは変えていくということも必要でございますけれども、教育、学校の役割として重要なのは、子どもたちの安全の意識と、それからスキル、これを身につけさせていくことだと考えております。

年間30件近く、何だかんだで交通事故等が起きている現状、死亡事故には至ってはいませんけれども、圧倒的多数の原因が自転車による事故、それから飛び出しによる事故、これがわかっておりますので、これを踏まえて、各学校での安全指導、これからも徹底してまいりたいというように考えます。

○辻薫委員  最後にしますけれども、今、先ほど教育長からもお話がございました。今後、木密地域の特定整備路線の整備とか、また、まちづくりの動向の中で、通学路の交通危険箇所なんかもまた変わってくると思います。やはり今、せっかく教育委員会を主導として、警察並びに各部署が協議をしているという協議体ができているわけでございます。そういった意味では、ことしだけでなく、毎年見直しをしていく必要があると思っておりますけど、この点、最後確認させていただきたいと思います。

○三田教育長  御案内のように、私どもとしては大変強い決意を持って、これは一過性のもので終わりたくないと。それで、年間にすると毎年50件ぐらい、今、指導課長が申し上げたような交通事故が現に発生しておりますので、こうしたものをゼロに目指して、やっぱり取り組んでいく必要があるということで、かたい決意を持って努力してまいりたいと思います。その際、やはり区内でも行政の中でも、関係所管と区長部局としっかり連携してやってまいりたいと思います。