平成29年予算委員会 3月14日 公債費以降の歳出・歳入、特別会計辻②

ネーミングライツ・コカコーラ協働

○辻薫委員 次に、命名権、ネーミングライツということで先ほども出ておりましたけれども、今回このパブリックトイレということで、コカ・コーラとのコラボレーションということがありました。このネーミングライツと、今回のパブリックトイレとの関連というのはないんでしょうか。

 

○井上財政課長  現在のところ、コカ・コーラ社がネーミングライツでの応募というところはないところでございます。ですが、ほかの企業をこれからちょっと積極的に当たりまして、トイレの命名権を売っていこうというように検討しているところでございます。

 

○辻薫委員  ぜひ、もう大々的にやる事業でもあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、新たな歳入確保策の検討ということで、これも未来戦略推進プランに出ておりますけれども、この新たな歳入確保策について検討するということなんですけれども、何か具体的なところがございましたら、よろしくお願いします。

 

○井上財政課長  今、新たな歳入確保策ということで、ちょっと具体的に何かを言えるといったものはありませんけれども、先ほども言いましたとおり、ネーミングライツですとか、そのほか公共施設を活用して歳入の確保を図るようないろいろな方策があるのかなと思ってございまして、これからそれについて鋭意検討していくというところでございます。

 

○辻薫委員  それと、区有財産貸し付けの適正化ということで、これはもうずっと27年、28年と取り組んできたということも書いてあります。この検討結果を踏まえ、可能な対策から予算へと反映していくというふうに書いてありますけれども、この29年度の取り組みにつきまして、お聞きしたいと思います。

 

○上野財産運用課長  かねてから、団体等に行政財産の使用許可ということで貸し付け等を行ってきた部分につきまして、区で方針を決定しまして、貸し付けということに切りかえているということで取り組んでまいりました。29年度予算では、それが反映してございます。22団体のうち14団体につきまして、切りかえをしていくということでございます。中には無償等もございますが、そういった内容でございまして、金額としましては300万円ほどを見込んでいるところでございます。従来と比較しまして、財政効果としましては180万円程度を見込んでいるという内容でございます。

 

○辻薫委員  ありがとうございます。いろいろときょうは細かいことを聞きましたけれども、やはり基本的な考え方として、この歳入につきましては区民間の平等、公平を確保するというところがございます。また、自主財源としての取り組みもございました。さまざまな取り組みがあると思いますけれども、ともかく今、区全体で連携をとってそういった取り組みをやっているということを先ほども確認しましたけれども、今後の収入確保策につきまして、全体的にどのように取り組まれるのか、最後、お聞かせください。

 

○城山政策経営部長  歳入の問題でございます。いろいろな資源を活用して歳入増を図って、持続可能性に貢献するという考え方がもちろんございます。しかし、一方で経費を削減して、それによって財政効果を得るという考え方もございます。これら2つを合わせて、財政運営していかなければならないというふうな認識をしてございます。

 今後の全般的な取り組みでございます。歳入の確保、今ある資源をきちんとしっかり見直しまして、また今いろいろな方々と相対して財産等も運用してございますけれども、そういったものをきちんと整理いたしまして、よく評価をいたしました上で、区としてどこまでができるのか、今やらなければならないことについてきちんと点検をいたしまして、次年度以降の歳入の増につなげてまいりたいと考えております。

 再三申し上げて恐縮でございますが、公民連携、公民連携と申し上げておりますけれども、民の活用も十分視野に入れまして、最大限の効果を上げてまいりたいと、そのように考えてございます。