平成28年決算特別委員会(10月 5日)介護保険 辻②
地域ケア会議

○辻薫委員 それともう1つ、平成27年度から介護保険法に規定されました地域ケア会議につきまして実施状況をお聞きしたいと思います。
○渡邉高齢者福祉課長  地域ケア会議でございますが、これは区内の8カ所、高齢者総合相談センターございますけれども、そちらで実施をしているものでございます。例えば全体の地域の会議ということもありますし、それぞれケアマネジャーですとか、個別の会議というものも実施をしております。年度当初に計画を出して、各センターから出してもらうようになっていますけれども、おおむね4回程度はやっていただくような形で実施をしていますが、それぞれ若干の差はございますけれども、大体地域のケア会議ということで2回、そして、ケアマネの会議で2回というような形で、それぞれの項目2回ずつ行っておりますので、それぞれ4回から6回の間で各センターで実施をしているというような状況でございます。
○辻薫委員  今、豊島区は在宅医療だとか、非常に進んでいるということで、ケア会議なんかもさまざまな機関の方が非常に協力的にやっていただいているように伺っているんですけれど、何か課題となっていることがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
○渡邉高齢者福祉課長  それぞれ地域のセンターでいろいろな課題を解決しているというところではございますけれども、各センターの特徴がいろいろとございまして、それをいい取り組みが例えばあった場合、ほかのセンターにもやはりそれを波及させていきたいということで考えているところでございます。その辺の取り組みがまだまだ区内全域に行き渡っていないというところは課題の1つに挙げられるのかなと思っているところでございます。
○辻薫委員  大事な視点だと思います。いいところを情報共有して広げていただく、これが課題かなと私思っております。
 まとめますけれども、今後、高齢者がふえれば、ますます介護保険の財政的にも厳しくなるということなんですが、地域包括ケアシステムというのが、構築に当たっては介護、医療、予防といった専門的なサービスの前提として、住まいと生活支援、福祉といった分野が重要であるということで、実は私もほかの款の質問の中で、住宅施策を取り組む中で福祉との連携ということを言わせていただいております。
 そういった意味で、地域包括ケアシステムというのは、単に今ここにいらっしゃる方だけではなくて、区全体で進めていく問題であると思っておりますし、2025年という、まだ先と言いながらも、確実に高齢者もふえるわけで、毎年毎年課題について一つ一つクリアにしていくということが非常に大事になってくるかなと思っておりますので、この点をしっかりまたやっていただくということと、あともう1つ、先ほど出ておりましたけれども、介護予防につきましては、この取り組みも非常に大事だと思っておりますが、これにつきましては、やはり高齢者の社会参加ということに1つ視点があるのかなと思っております。どう高齢者の方を社会的な役割を自覚していただいて、むしろ介護のほうの支援をしていただくという立場にしていくというところが1つのポイントなのかなと感じておりますので、地域包括ケアシステムと、あと介護予防、ここに全力を挙げて取り組んでいただくことを最後お願いしまして、私の質問を終了いたします。
○吉末保健福祉部長  ただいまさまざま御指摘いただきましたが、介護保険制度につきましては、今般の改正のかなめが地域包括ケアシステムの構築と持続可能な介護保険制度の確保ということが眼目でございます。
 それにつきましては、先ほど委員おっしゃいましたように、介護、医療、予防、そういったものについて、在宅サービス、地域密着型サービス、施設サービスの充実を図っていく必要があると同時に、一方で、今、健康寿命ということが盛んに言われてございますが、昨年の平均寿命でいきますと、男性の方が80歳、それから女性の方が87歳でございますが、健康寿命ということになりますと、女性が75歳、男性が71歳ぐらい、そのような状況でございます。
 この10年間をどう生きるかというのが非常に重要でございます。先ほど御指摘いただきましたように、介護、予防、それから高齢者の生きがいの場の確保、さらには地域で支えられる体制をきちんと築いていく必要があるかと考えてございます。
 御指摘いただいた部分を踏まえまして、私ども高齢者が介護の状態になっても、住みなれた地域で自立していけるようなシステムができるように努めてまいりたいと考えてございます。