平成26年決算委員会辻薫10月 7日 議会・総務費
地域安全対策経費・危険ドラッグについて
○辻薫委員 よろしくお願いします。私からは、先ほど少し出ましたけれども、地域安全対策経費につきましてお伺いしたいと思います。
昨日の地域安全運動区民大会で高野区長もまちづくりはやはり安全・安心ということでおっしゃっていただきましたので、私からもお話しさせていただくんですけれども、先日、NHKの「あさイチ」の番組でも、西口駅前の環境浄化パトロールのことが取り上げられていました。本当に長年、加藤会長を中心に地道にやってきた成果として、そのテレビでコメントした方も、本当に池袋は歩きやすくなったと言っていただいたわけでございますけれども、その中で、私も環境浄化パトロールの一員として山口委員長と一緒に毎回のように出させていただいていますけれども、現在、職員が一生懸命もう毎回出ていただいていますけれども、職員の参加状況をまず教えていただきたいと思います。
○居原治安対策担当課長 環境浄化パトロールにつきましては、区内5カ所で実施をしております。池袋の西口地区が2団体、または東口地区が1団体、それとあわせまして、大塚、あるいは巣鴨合わせて5団体ということでございます。職員の参加状況につきましては、5団体合わせて平成25年度は433名が参加しているところでございます。
○辻薫委員 本当にまた行政と一体となったこの取り組みが功を奏していると感じております。1点、この平成25年度の予算のときに、私、申し上げたんですけれども、やはり西口駅前の環境浄化に関するパトロール関係の看板が古くなってきているということで、古いものを刷新してほしいと提案させていただきました。この点につきまして、進捗状況はいかがでしょうか。
○居原治安対策担当課長 看板に関する御質問につきましては、昨年度は、西口、東口にございます青色の客引き防止の看板、これを、東口でございますが、取りかえております。やはり西地区も見ますと、古い看板もございます。目につくのは、やはり警察で設置したのがかなりくたびれている状況もございます。区の設置した看板につきましては青いのが今主流になっておりますので、暫時、古いやつにつきましては、関係機関等々と連携をとりながら、新しいものに変えて、まちをさらに見ばえのよい環境にしたいと思っております。
○辻薫委員 その中で、先ほどもやはり出ましたけれど、危険ドラッグの話がありましたけれども、私たち、この西口環境浄化パトロールをしているそのコース上で、今回のこの事故が起きたわけです。もう少し時間がずれて曜日が一致していたら、我々の環境浄化のメンバーもああいう事故に巻き込まれた可能性が非常に大きいということで、本当に今回の事故につきましてはびっくりした次第でございます。
そこで私たち公明党が政府に対して調べてもらうようにとやったんですけれど、この5年半、危険ドラッグで救急搬送された方が4,469人ということで、これは全国ですけれども発表がございました。注目すべきは、都道府県の中で都市部に集中しているのではなく、全国的に展開されているということなんですね。このことにつきまして、以前豊島区でも講演いただきました、夜回り先生で有名な水谷修氏によりますと、覚せい剤というのは、どちらかといえば、摘発をさせるために、インターネット販売が少なくて、都市部特有のこういう問題だったんですけれども、実はこの危険ドラッグにつきましては、合法ドラッグということで、ネット販売もかなり全国的に広がっている、どんな地域でも販売されている、全国的な展開がされているということで、実は覚せい剤よりも本当に大変な問題であると認識しております。
そういった意味で、豊島区での事故から端を発した今回のドラッグの体制につきましては、やはり豊島区の取り組み次第で全国、撲滅に向かっていけるかどうかになってくると思うんですね。そういった意味で、改めて取り組みを確認させていただきたいと思います。
○居原治安対策担当課長 やはり危険ドラッグにつきましては、取り締まりはさることながら、まちの方、あるいは区が主体となって取り組んでいくことが重要ではないかと認識をしております。