平成29年予算委員会 環境清掃都市整備土木費  辻発言3月 9日

池袋西口公園のリニューアル

 

○辻薫委員 次に移ります。午前中にもちょっと話が出ましたけども、池袋西口公園のリニューアルにつきまして、私からも質疑させていただきます。

 方向性としては、イベントを行うということでフラット化していくということで伺っておりますけれども、そうしますともう、イベントが行われない日常ですよね。日常につきましては、やはり公園機能として、いやしの空間というような希望を持っていらっしゃる方もいますけども、この点につきましてはいかがでしょうか。

 

○小堤公園緑地課長  29年度に、先ほど御説明したように行います、樹木の撤去であったり、ベンチの撤去であったりというふうなことでいうと、いやしの空間というふうなことでいうと、マイナスになる可能性はあろうかと思います。しかし、現状からすると、樹木の下で酒盛りしたりとか、段ボールハウスで寝泊まりしているといったような状況がございますので、そういったことをできるだけさせないようなというふうなことでの対策というふうなことで、必要のあるものであるというふうに考えてございます。

 

○辻薫委員  その点は私も理解しているところなんですけれども、あと間もなく東日本大震災から6年を迎えるということで、3.11のときも、あの当日、大変多くの方がこの西口公園に集まっていらっしゃいました。そういった意味では、やはり東の防災公園に対抗してじゃないですけども、やはり西の防災公園としての機能も持たせる必要があるんではないかなと私自身は考えていますけども、この辺につきましてはいかがでしょうか。

 

○小堤公園緑地課長  西口公園の立地からすると、災害時のときには貴重な広場として、大勢の方が集まってくるというふうなことが予想されます。あわせて、劇場空間というふうなものをつくれば、当然そういった設備なんかもございますので、そういったことでの被害というふうなことも十分に考えられますので、そういった点はきちんと、公園というふうなスペースでございますので、守った中で整備していきたいというふうに考えてございます。

 またあわせて、防災課のほうでは、池袋西口公園のほうを帰宅困難者の飲料水の配布場所というふうなことも考えていると、予定しているというふうなことを聞いてございます。当然そうなりますと、テントでありますとかそういった設備が必要になってくるというふうなことも防災課のほうが言ってございますので、今後の改修に合わせて、そういった保管場所ということも、芸術劇場のほうとも連携しながら考えていかなくちゃいけないというふうに思ってございます。

 

○辻薫委員  ぜひよろしくお願いしたいと思います。先ほど都市整備部長がおっしゃっていただきました、観光情報センターの機能もそこにみたいなことでという話がありまして、非常に大事な視点だと思っております。私も何度も何度も言っているんですけど、本当に災害時に駅前でテントを立てて情報ステーションができるのかという話をさせていただきました。そういった意味では、常設で観光情報センターがそのまま災害時には災害センターとしての機能を発揮するということもできるんじゃないかなというふうに思っていますので、ぜひそういった視点も考えて、引き続き検討していただきたい。

 特にイベント時に、発生したらどうするのかということもひっくるめて、今後の計画は練っていただきたい。この点につきましてお聞きしたいと思います。

 

○齊藤都市整備部長  まさに駅前の、平常時においても、災害時においても、かなめとなる場所だというふうに思っております。観光案内所についても、非常時について、トイレという面でも、ちょっと今のままではちょっと不足しているのかなということもあると思います。ですから、トイレの拡充、案内所の機能拡充、さらには、少しというかかなり大きなサイネージ、大型ビジョンもつけようと思っておりまして、それはまさに災害時の情報発信にもなりますし、オリンピック時にはパブリックビューイングの場にもなるということでございまして、さまざまな工夫を、平常時、災害時も含めてしっかりと検討して、また計画を御説明できるように準備したいと思っております。