2009年12月16日 防災科学技術研究所を視察!
今日は、豊島区議会防災対策調査特別委員会として、茨城県つくば市にある「防災科学技術研究所」の視察が行われました。同研究所では、災害発生のメカニズミや、防災のための事前・応急・復興対策に関する基礎研究や技術開発を通じて、国民に奉仕する活動を続けています。東京ドーム6倍の広さの敷地には、様々な実験施設があり、今日は、大型耐震実験施設と大型降雨実験施設の見学を行いました。
大型耐震実験施設では、実際の構造物を前後・左右・上下の3次元の動きを再現。耐震設計にかかわる研究・開発を進める上での究極の検証手段として、「E-ディフェンス」と呼ばれていて、規模は世界第2位。(写真)
大型降雨実験施設は、最大で毎時200ミリの雨を降らせることが出来る世界最大規模の散水装置を有する施設で、土石流や都市化に伴う洪水災害の解明の研究がおこなわれています。