2008年05月23日 福生市役所新庁舎視察!
福生市は、人口が約6万人、世帯が2万8千人で豊島区より小さな自治体ですが、
本庁舎が本年4月に完成したばかりで、5月15日に新庁舎整備方針の発表をした
豊島区にとっても非常に参考となる庁舎の一つであることから、本日、会派として
福生市役所の新庁舎を視察してまいりました。
先ずは、近隣への圧迫感や日陰の抑制を目的として2棟方式を採用し、高さも
5階建てになっています。
窓には金属製のルーパーが設置されており、魔法瓶効果により熱の損失を軽減する
ように工夫されていました。手動式のため、開閉作業は職員の日課とのこと。
その他、省エネルギー対策として、コージェネレーションシステム、太陽光発電
システムを初め、屋上緑化や雨水利用、地熱利用等も施されております。
また、市民サービスの面では、ワンストップ総合窓口を導入し、多岐にわたる
手続きについては、市民は1箇所に座ったままで、各関係職員が市民が最初に
利用した窓口に出向くようサービスの向上が図られていました。
全体的には、庁舎設備においても、サービスの面でもコンパクトにまとまって
いて市民の利用しやすい庁舎であると感じました。