2008年02月13日 柏崎刈羽原子力発電所を視察!
2月10日と11日の2日間にわたり、新潟県の視察をしてまりました。
最初に訪れたのは、柏崎市の刈羽原子力発電所です。
昨年の7月16日に発生した中越沖地震では、刈羽原子力発電所の3号機所内の
変圧器での火災や6・7号機での放射性物質の放出などが発生し、以来、運転中止
状態が続いており、今回は現状確認のための視察となりました。
関係者の説明は、下記の通り。
?原子炉関係設備については、これまでの目視点検では損傷はない。
?発電所施設のうち、変圧器、排気ダクト、構内道路、事務所等に損傷を確認。
?損壊した機器については順次復旧していく。
?発電所の耐震安全性評価を行っていくために地質調査を進めていく。
要するに、IAEAの調査結果でも、原子力設備自体に大きな問題はなく、今後の
地質調査の結果で再開の時期も決まってくるとのことでした。