2008年09月05日 富山県・石川県視察報告第1段!
9月2日から4日まで、富山県と石川県に視察に行ってまいりました。
初日の2日は、富山ライトレールを視察しました。
豊島区では、現在、都市再生のシンボルとして、公共交通、環境、観光、
ユニバーサルデザインを全国に発信する東京で1番のライトレールを池袋副都心に
整備する計画をしております。その必要性等を調査するため富山ライトレールの
視察を実施したものです。
富山市では、人口減少・超高齢化社会の到来や、環境問題が深刻化する中で、
持続可能な都市を実現するため、これまでの自動車利用を中心とした拡散型の
都市から公共交通を活用し都市機能を集約した「コンパクトなまちづくり」を
目指していくなかで、既存の富山港線を富山ライトレールとして路面電車化
しました。
公設民営の考えのもと、施設の整備維持管理及び、更新・改良の費用は、
富山市が負担し、交通サービスの提供や、施設の運営は、第3セクターの
富山ライトレール?が負担しています。
豊島区でライトレールを導入するには、レールの敷設から整備場の設置まで全て
新設になるので富山市とは異なりますが、環境をキーワードに低炭素社会を目指す
には大切な事業であると感じました。